由布支部は、由布岳に抱かれた癒やしの温泉地、由布院盆地（大分県由布市湯布院町）に在ります。
居合は、ただ相手に打ち勝つだけの武術ではありません。
居合は、自身に向けられた攻撃を瞬時に察知して、やむを得ず放つ「鞘離れの一刀」に必殺の一撃を込めるべく稽古しますが、「鞘中に勝ちを得る」と云われるように刀を抜かずに勝ちを得るところに真の意義を求めます。
居合は戦いを肯定しながらも戦いを否定し、生死を離れて「平らかに収める」ことを本意とし、争わずに相手を感服させる妙境を求めて修養するものであると、先人より教えを頂いてきました。
居合の稽古を積むことによって剣心一如・動静一貫の妙所を感得し、技から心に入って人格の円成を期し、武徳を日々の生活に活かすことを目指します。
由布支部は少人数ではありますが、居合を求道する静かな思いを胸に、各々の稽古に取り組んでいます。
佐土原公民館
由布市湯布院町川上854-3
問い合せ先 090-3011-7027 麻生